能登の日本酒を福島から飲んで応援する川島ゆう子さん

元客室乗務員で、9.11テロ時にはニューヨーク便のチーフパーサーを務めていた川島ゆう子さん。

今、彼女は福島県の日本酒を世界に広める活動に力を注がれています。

ゴアマスターはゆう子さんと日本酒を呑んだこともあるそうですよ。

ここから塾とは?こちらご覧ください。

福島に伝わる日本酒造りの伝統と技

福島県には、100年以上の歴史を誇る酒蔵が数多く残されています。

中には創業から300年以上が経つ老舗酒蔵もあり、この地で脈々と受け継がれてきた酒造りの伝統と技術の高さに驚かされます。

「福島には本当に美味しいお酒がたくさんあるんです」と話すゆう子さん。

東日本大震災で打撃を受けた東北の酒蔵

マグニチュード9、最大震度7の、2011年の東日本大震災では、福島県内の酒蔵も大きな被害を受けてしまいました。

その復興のため、都会に出ていた若者たちが、ふるさとの酒蔵を守ろうと故郷に戻ってきた姿もあったそうです。

「あの時の感動が、私の中にまだ残っています」 とゆう子さんはお話されました。

震災から10年以上が経ち、福島の酒蔵は着実に復興の歩みを進めています。

全国新酒鑑評会で9年連続して全国1位という、日本酒の歴史上でもかってない快挙をあげた福島の日本酒です。

その一方で、風化が危惧される中で、後押しが必要とされています。

オンラインを活用した発信力

そんな思いからか、ゆう子さんは福島の日本酒を広く世界へ発信する活動を始めました。

コロナ禍を契機にオンラインの講座を立ち上げました。

日本はもちろん、米国ワシントン、ブラジル、フランス、アジアなど各国からも受講生が集まるようになったそうです。

「日本時間の早朝の5時とか、時差のある海外から申し込みがあるんです」とゆう子さん。

世界中で日本酒ファンが着実に増えていることが伺えます。

5月11日、能登の酒蔵復興支援オフラインイベントも開催

オフラインイベントの開催が決まりました。

5月11日(土)午後3時から、福島駅前フロンティアビルにて、チャリティー上映会と試飲会が行われる予定です。

能登の酒蔵さん応援イベント「福島から能登へエールを届けたい」

上映作品は、能登の酒造りの歴史を描いたドキュメンタリー映画『一献の系譜

石井かほり監督による渾身の作品です。

能登の被災したお酒を救出して、他の蔵で瓶詰めした希少価値のあるお酒も用意される予定だそうです。

また能登の酒蔵を応援している、福島県内の日本酒も試飲できるそうです。

「金額の多い少ないではなく、応援している人たちがいるということが心の支えになります」とゆう子さん。

震災から12年が経ち、福島の酒に対する関心は高まる一方です。

まとめ

ゆう子さんのオンライン活動を含めた発信力を通して、福島の日本酒がさらなる飛躍を遂げることが期待されています。

皆さんも、ぜひ機会があれば福島の酒に親しんでみてはいかがでしょうか。

5月11日のイベントにも、ぜひご参加ください。 →能登の酒蔵さん応援イベント

ゆうこさんも登場するオンラインフェス。他にもこちらの方々も登場

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